【レインボージャンボたかお/お笑い芸人】
爆風スランプの暖かい名曲をきっかけに交差するストーリー。
今も思わず口ずさむ、「ペンフレンドの〜♪」
【レインボージャンボ池田直人/お笑い芸人】
こういう時、綺麗な言葉を並べたくなりますが・・・
直入ですみません!
めっちゃ泣きました!
業務ノートから始まるの?店の中での恋のお話しなのかな・・
いやいや、なにこの重なる時間軸の恋愛!!
鳥肌立ってました!
自分の「心」と「言葉」って違ってることが多い!
そんなことも考えさせられましたので自分なりに直球に伝えさせて
【瀬戸あゆみ / モデル・Dear Sisterhoodディレクター】
映画を観ながら、青春っていいなあ、と、思わず溢してしまった。純粋に、ただひとをすきになる。それだけで、聴いている音楽や見ている世界は、眩いほどにきらきらする。
交換日記や文通、書くことで、恋心を募らせていく。どんなに時代が移ろっても、そんな素敵な恋愛の始まりがあることを、映画を通して教えてもらった。
【いしわたり淳治/作詞家・音楽プロデューサー】
爆風スランプの『大きな玉ねぎの下で』がリリースされた頃は小学生でした。曲のタイトルに「玉ねぎ」なんて言葉が入っているのに、聴いてみると全然ふざけた歌ではなく、歌詞は短い物語のようになっている。当時の私にはすべてが初めて耳にするタイプの歌で、そのギャップに戸惑ったのを覚えています。あの歌が時を越えてこうして映画になって、あの頃感じたギャップに美しく映像が埋まっていく。懐かしさと新しさを同時に感じる不思議な映画体験でした。
【のりぽんチャンネル/インフルエンサー】
ノートを通して惹かれあっていくのにリアルでは犬猿の仲な感じが、もどかしく応援しながら見てしまいました。
昔と令和を照らし合わせながらのこのストーリーは、時代で色々変わったものはあるけれど結局恋愛の本質は似ているものであると教えてくれました。
好きな人と一緒にいれる時間、待つ時間、相手のことを考えてる時間、何もかもが楽しく幸せな出来事なんだなと実感させられました。
【東紗友美/映画ソムリエ】
“募るほどに切なくなる”
そんな会えない恋の宿命を爽やかな感動で覆す、名曲をもとに世代を越えて紡がれる愛の物語。
過去と現在、交換日記と文通。
2組のやり取りを通じて鮮やかに描き出す「待つ喜び」と「信じる心」の尊さが見る者の心にそっ
と触れる優しい時間。
スマホ誕生以降、私たちの生活には変化があった。でも大切な部分は変わっていない。人間の普
遍の部分が垣間見えた。
即時のコミュニケーションに慣れ、時に人間関係の迷子になりそうな時もあるが本当に重要なの
はスピードでもなく、既読の有無でもなく、心と心が通い合う、その奇跡そのものだと教えてく
れた。
「繋がり」に囚われ人間関係が不安になりがちな今を生きる人にこそ見て欲しい。
【新谷里映/映画ライター】
手書きで綴ることの力を感じた映画でした。手紙、バイト先のノート、ラジオ局に届くハガキ。どれも綴った言葉が相手に届くまでに時間が必要だけれど、その時間によって想いがより豊かになる。
スクリーンの向こう側にある、直接は描かれない心情までも流れ込んでくるような、そんなあたたかい感覚を受け取りました。
そして、爆風スランプの名曲がもともと持っているメッセージを引き継ぎながら、映画ならではの物語が展開する。かつて青春を過ごした大人たち、いま青春を過ごしている若者たち、2つの世代のつながりもドラマチックで。世代だからでしょうか、大人パートの丈流のお父さんのセリフがやさしく心に刻まれています。
【SYO/物書き】
このデジタル時代に違和感なく文通を成立させる妙案。
あのアナログ時代に在った情を鮮やかに蘇らせた手腕。
ラブストーリーとは、同時代性を備えてこそ輝くもの。
2つの時代の「今」――その二重奏が、心に鳴り響く。
【奥浜レイラ/映画・音楽パーソナリティ】
社会がどんなに便利で合理的になっても、なくなってほしくない愛おしい不便さがある。誰かを想って文字を書くこと、ラジオから聞こえる人の声に励まされること、音楽を聴きにひとつの場所に集まること。時代が流れ世代が変わっても、その体験によって生まれる感情は変わらずにあると信じたくなる。本作には、全編を通して自分にとっても大切なものが映っていた。